Archive: 2026/09

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Frigate NVR

Proxmox で QNAP の NVR の代わりとして導入しました

良い点

  • rtsp proxy が含まれている (go2rtc)
    • 別に導入すれば良い話だが知らなかったので助かった
    • 動画のストリームを一つしか出力できないカメラで特に助かった
  • UI が軽い
    • PCのパワーがダンチなのでそれはそう
  • object detection により録画イベントが厳選された
    • ノイズが大幅に減った

困った点

外部トリガーの機能不足 (1)

QNAP ではカメラ側の探知で ftp でアクセスを行い、それをトリガーとして遡って録画できたが、難しい

既存の仕組みの組み合わせで言えば、30秒バッファリングして rtsp ストリームを送り、イベントはリアルタイムにすれば遡って録画はできるが・・・、ダッシュボードなど色々面倒になる

演算コストは必要になるが、高性能な object detection をそのまま使うこととした

外部トリガーの機能不足 (2)

QNAP では特定カメラのモーション探知をソースとして、複数チャネルを録画できたが、これも難しそうだった

色々試したのだが、例えば探知用の仮想ストリームを作ってそれから探知させたりしていたが、ダッシュボードではタイミングにより探知用の軽量ストリームを使用していて破綻した

結果的に、定期的に object detection の対象となったタイムスパンの motion detection フラグを立てるスクリプトを実行し、保持期間を強制的に伸ばした

消費電力の上昇

motion 探知用に複数チャネルを CPU でデコードし、CPU で object detection を回しているため、それなりに負荷がかかる (9700X で 5%〜10%)

Intel の CPU であれば iGPU を利用して効率化が図れるらしいが、AMD ではあまり実績がないようで、試していない

object detection に関しては外部 TPU (Coral, Hailo8) を使えばかなり良くなるような記事を多くみたが、どちらも、かなり過去のプロダクトで、購入するのがもったいなく…
NVidia GPU は消費電力がおそらくすごいので試してすらいない

奇妙なカメラの存在

ストリームを一つしか受け付けなく二つ目で 503 を返したり、複数の解像度のエンドポイントがありつつも、最後のエンドポイントの解像度でしか送れない(最後に接続したエンドポイントの解像度に変更される)、など

これは Frigate の制限だと思うが、record 用の rtsp と detect 用の rtsp を準備して、detect 用は常時デコードすることが前提となっており、detect に使わないカメラでも常時デコード用のストリームを一つ用意する必要がある(record 用と同じでも良いが解像度が高い分コストがかかる)

detect 用に ffmpeg でIフレーム以外捨てたり、解像度を落としたものを record とは別に rtsp で再配信するようにした

総合的に

良かった(こなみ
なんだかんだで計測しながら色々試せたのが楽しかった。

なんだかんだ言って Coral TPU 試したいので、どこかで買うかも

Proxmox のデフォルト設定の CPU 調整 (governor)

消費電力減らしたいってうんうん困ってたときに Claude Code 先生が教えてくれたことなんですが、linux の CPU クロック調整機構で governor というのがあるようで、デフォルト設定が Performance になっていたのです

Powersave という対照的な設定があるのですが、現在の CPU の場合十分適応的にクロックがあがるので、バランスが良いみたいです

実測したところ、Idle 状態で CPU Core が 20W から 14W 程度まで落ち込みました。負荷をかけると徐々に消費電力が上がっていくように見えるので、このあたり Performance だとより短い期間で高いクロックで動作させられるのかもしれませんね

私の使い方だと常時数%で、高負荷になるのも一時的な問題なので governor は powersave が良さそうでした

この辺り Proxmox/Prometheus で定量的に Claude Code と話せるようになったのが素晴らしい

QNAP から Proxmox などに切り替えた日記

ほう、6年放置ですか・・・
資料的価値はあまりないと思うので、これは日記とします

しかし、この6年でAI周りの環境めちゃんこ変わりましたね、長くなりそうなのでそこは書きませんが

2025-05 序章

家の中のネットワークを光にしたかった (SFP+)
Mikrotik が安くて評判が良さそうだったので、Getic から通販で色々買う
予定されていた入院直前だったと思う

2025-05 DeskMeet X600 の CPU ピンを折る

当時メインの Windows として小型PC (DynaDesk DT100) を使っており、古くなってきたのでリプレイスで PCIe の入る小型 PC をどうしようか悩んだ末に Asrock DeskMeet X600 が良さそうという結論に

それで買ったのですが、組み立て中に CPU を落として、いきなりのCPUピン折れ
かなり泣きたかったのですが、ありがたいことに無償保証サービス中で交換することになりました

交換は Taiwan へ送付して修理するっぽくかなり時間がかかるので、待ちきれなくて新しい X600 をもう一台購入。戻ってきたら2台に増えます。わぁい

2025-05 Proxmox を試し始めた

その前は VMware ESXi とか試していたかな

新しい X600 の準備ができてメイン PC を移行していたのですが、余った DynaDesk に Proxmox を入れたら、なんか楽しいなって

X600 もいい感じだったので、修理から戻ってきたら2台になるし Proxmox Cluster できるんじゃないって

妻の PC が古くなってきたのもあり、楽天 Rebates で Levono の PC を2台買ってそれぞれ新しいメイン PC にした。よし3台余ったぞ(??

2025-07 Ceph RBD 稼働する

修理の X600 が戻ってきたので、さっそく Proxmox をいれて Ceph を有効化
これでもうシャットダウンすることはできなくなりました
というのは半分嘘で、一通りセットアップが完了したら満足して止めました。常時動かしておくワークロードないし

2026-01 GPU Server 追加する

RTX5080をゲーム用に使っており、それで簡単な拡散モデルは動作するし、MBP M2Max 64GB もあったので LLM のローカルの小さいのなら動くから満足していたのですが

RTX5060Ti 16GBが発売されて、これ複数枚刺したら楽しいんじゃ...?って3枚買ってみました

3枚買うことにしたものの、ライザなどを使わずに3枚させそうな組み合わせを探すのに苦労をし、ProArt X870E-CREATOR WIFI に辿り着きました

フルサイズPCIeが3つあり、間が2slot/1slotだったので、3slot + 2slot + 3slot なら刺さるじゃないと(※)
そして、一番下のスロットに 3slot を指すのでスロットの下に巨大なスペースが必要・・・と
うんうん、be quiet! Light Base 600 LX ならスペースに余裕があるね。なんかくっそデカイけど

よくわからない情熱で無駄遣いしました。すみません。全部合わせても 5090 よりは安いけど

DynaDesk は他と比べて遅いし古いので ProxmoxBackupServer 用に回して、これを Proxmox のクラスタに混ぜることにしました

※ 結局あとで中途半端なので3枚目は撤去しました

2026-02 OpenClaw 試す、常時稼働する

OpenClaw が流行って、試したくなり Proxmox を常時稼働して動かしていました

2026-05 OpenClaw 死す、常時稼働やめる

なんかやらかした、とかではなく、恐ろしい電気代の前に停止しました。なんなら真夏で暑いし。せめて冬なら暖房と言い張れたんだけど

3台で 185W ほど消費していました

2025-09 常時稼働復帰する

QNAP も古くなってきたし、新機種もあまり変わり映えしない・もしくは目玉が飛び出るほど高額で、Proxmox でなんとかならんかなと思い始めて色々試していました

そもそも今時みんなクラウドストレージに保存するので NAS の価値もニッチになり高くならざるを得ませんね、時代の流れや

  • Samba -> TrueNAS
  • QVR Pro -> Frigate
  • UPS

Samba は特にいうことはないのですが、TrueNAS で QNAP で行っていたような S3, GoogleDrive, OneDrive への定期バックアップができたのがよかったですね

QNAP のときは Raid0 だったのですが、過剰な気がしたので別な node に2台 TrueNAS を立てて replica を作りました、メインは NMVe サブは SATA SSD

QVR Pro は Surveillance Station のころからお世話になっていて移行できる気もあまりなかったのですが、Claude Code 先生と色々試しているうちにいけそうだなとということで移動

目標は QNAP の置き換えだったので、無事全機能を置き換えて、入れ替えることができました
消費電力的には常時 +100W くらいで痛いですが、これ以上は GPU Server を止めて intel 機にするくらいしかないかなと思っています